説明
銀嶺錯体銀を施工する前の地塗りの段階で、長皿の表面全体に特殊な技法による線状の傷をあえて付与し独特の表情を演出した一品です。この細い線状の傷は、銀嶺仕上げによる銀色の発色との相性も非常に良く、結果独特の風合いとマチエールを得る事が出来ました。長皿に差し込む光は緩い乱反射を起こしており、その表面は優しき輝きに包まれています。鏡としての素性も残っており、淡い光の中に周辺の様子が映り込む味わい深い情景をご覧頂く事が出来ます。
個々の商品で銀色の発色や風合いなどが異なる場合があります。また銀膜の表面に極小のピンホールや気泡跡、塗料垂れや釉薬垂れなどが見受けられる場合もありますが品質に問題はございません。陶磁器特有の、また完全手造り品による世界に一つしかない個々の特徴や個性として末長くお楽しみ頂きたく思います。
- 特殊錯体銀仕上げ
- 最終表面仕上げ
- 詳細
◯ 表面部分 : 銀嶺艶有り仕上げ。
◯ 背面にも銀嶺施工を施しております。
◯ 背面にも銀嶺施工を施しております。