説明
下地成形の際に特殊技法による波頭紋様を配した小皿。毎回同一の技法を試みる訳でありますはありますが、出現をする波頭の紋様はその都度その都度により異なり、また最終的に特殊錯体銀による銀嶺施工を施した際にも、様々な表情や色味を帯びて完結を致します。また紋様の中の一部分では鏡の面も強く残されており、静寂を湛える複雑な形状が連なる波頭紋様の中に周辺の写り込みをご覧頂く事が出来ます。創作に際しましては、白波が少しだけ立った山下公園から見る横浜の海の様子を思い浮かべる事を常としています。
※ 本品はその波頭紋様が際立った仕上がりとなります。
個々の商品で銀色の発色や風合いなどが異なる場合があります。また銀膜の表面に極小のピンホールや気泡跡、塗料垂れや釉薬垂れなどが見受けられる場合もありますが品質に問題はございません。陶磁器特有の、また完全手造り品による世界に一つしかない個々の特徴や個性として末長くお楽しみ頂きたく思います。
- 特殊錯体銀仕上げ
- 最終表面仕上げ
- 詳細
◯ 写真では艶消し仕上げの様な写りとなりますが、現品の表面部分は豊かな艶感に溢れます。
◯ 背面にも銀嶺施工を施しております。
◯ 背面にも銀嶺施工を施しております。